セミコム社長のブログ
2016/01/03

孫子

「孫子」 金谷 治訳注 岩波書店
「孫子」 守屋 淳著 日本経済新聞出版社
「孫子に経営を読む」 伊丹 敬之著 日本経済新聞出版社

戦略本として世界で一番読まれていると思われる「孫子」について興味がありました。
勉強不足で今まで来てしまいました。
軍事の戦略方法論は多く書かれていますが将軍(リーダー)としての心得が肝です。
主君、軍隊をどのように対応するかが今も昔も大きな課題です。
まず、100戦して100連勝は良くないといっています。
つまり、目的は何かを明確にすることです。
自軍が消耗しては存亡の危機にさらされてしまいます。
リーダーは徳がなければいけない。
そして、王道を行く。
その中で詭道を使い勝利に導く。
ここでの疑問は王道を愚直に行くことで敵軍が混乱することはないのでしょうか。
大軍が攻めて来たら「迅速第一」といっています。
リーダーはいつも対応できるように幾通り方法を考えていなければなりません。
一度だけでは腹落ちしませんでした。
再度読んでみたいと思います。

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