2012/07/06
「本」の送り手がいま考えるべきこと
瀬戸内 寂聴氏講演
「本」の贈り手がいま考えるべきこと
〜変化を受け入れ新たな活力を!〜
1956年デビューして作家生活が56年の90歳の瀬戸内氏の講演を昨日拝聴してきました。
テレビ等で見ていたので初めてお目に掛かる感じはないのですが第一印象はお若いです。
創作意欲が衰えない気力が支えていると思いました。
デビュー当初は苦労されたようで、教員等別の仕事をしながら作家活動をするように勧められたそうです。
しかし、作家を志した以上は他の仕事はしないで1本で行く事にしたそうです。
作家として成功するには才能(絶対必要)とチャンスだそうです。
チャンスとは編集者、出版社が作家と一緒になり作り上げたものを読んでもらう事。
才能だけでは成功しない。
電子ブックは軽く、字を大きく出来、手軽なので老人向き。
絶版、復刻版等数量の少ない出版物に最適。
質疑応答の瀬戸内氏はチャーミングで楽しかったです。